12/29の日記

19:02
いろいろなどうぶつF
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リス
栗鼠
チップかデール

今回紹介する生物は、噛むどころではない。
この可愛い外見に騙されてはいけない。彼らは強度を誇る各外壁も、弱点を的確にとらえ怒涛の勢いで粉砕する、恐ろしい歯を持つ動物なのだ。

まず、無抵抗のターゲットに対し、高速移動で周り込み捕獲する。
するとどうであろう、命乞いの暇も与えず噛んで噛んで噛みまくり始めたではないか。
こうなってはもう遅い、いかに硬い皮で己を守ろうと無駄無駄無駄無駄なのである。
余りの残忍性に気を失うドングリ達。
だがそれだけでは終わらない。
ぐったりと丸剥けになった実をすぐには食べず、口内に溜めたまま、次の獲物へ飛びかかるのがリスなのだ。
それにしてもこのリス、ノリノリである。

やがてはちきれんばかりに頬を膨らませたリスは、おもむろに観光客の背後に滑り降り、パーカーをよじ登る。
全く気がつかない観光客。
そしてフードに潜り込むやいなや、一気に口の中のモノを吐き出すからたまらない。
にわかに振り出す雨、あわててフードを被ろうとしたその時、大惨事になった事は言うまでもない。

皆さんもリスと戯れる時は、くれぐれもお気をつけ願いたい。

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