TOA1

□七番目の子守唄・前編
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「――クロア リュオ ズェ レィ ヴァ……」

 ふいに途切れた旋律に、ここまで聞き入っていたミュウがみゅと声をあげた。

「ティアさんティアさん、歌が途中ですのー」
「ごめんなさいミュウ。私が知っているのはここまでなの……」
「キレイな歌なのになんだかもったいないですの」
「……ええ、そうね」




 ――残る旋律は未だ見つからず――




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