Poetry 0

□ピクニック
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青臭いほどの 春を感じて

僕は叢に寝転ぶ



ペンペン草で 曲を奏でて

シロツメ草で 冠を作って



微笑む隣に 君がいるから

何故かゆるむ口元

幸せで



見上げた空が 青いこと

わかっていても まだ

届かない空 焼きつけて

まぶたの裏の あかい光

あたたかくて

思わず 夢の中へ



夕日が傾く頃には 帰ろう

僕らの元へ

明日が楽しみな あの時間へ

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