Poetry 3

□68
1ページ/1ページ

どうして

いなくなってしまうのだろう



求めたこの手はいつも空っぽで

寂しさばかりが

先走って溢れ出す





どうして

戻ってきてくれないのだろう



暗闇から抜け出せた喜びに

感謝を告げたい

それなのに





どうして

未だにあなたを思うのだろう



どうして

忘れられないのだろう





あなたはきっと

忘れてしまっている



何度も思ったのに



未だに寂しい

私なのです

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ