Poetry 3

□72
1ページ/1ページ

願いを託したのは

いつからだろう



自分一人では抱え切れない不安を
託して

それでも未だに拭えないそれに

感じるのは鼓動だった





願いは溜め息に代わって

不安は浄化されて



残った自分は

闇に一人



それでも

星が見えるなら

勘違いでも

見えたなら



笑っていられる





託された白い息に

潤っていく夜空



乾いた涙は

光にきらめいて

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ