05/14の日記

13:15
寂しい
---------------
6年の歳月は
町を街に変えた

そうだね
私はあれ以来
ここに来ていなかった

工事中だった場所は
いつまでも工事中なわけないね


月日の流れを感じる
あまりにも早く
そして長く
流れてしまったそれを

そうしてまた
私はあなたに会いたくなる

(いつかまた
会えるよね)

そうやってごまかした寂しさは
いくら抱きしめても埋まらない


会いたいよ
会いたい

あなたのカケラを集めることは
もうできないのだろうかと
虚空に問いかける


それなら
それならいっそ

あなただったカケラを
宿したものたちと
笑っていよう

あなたのカケラと共に生きて
共に笑おう


涙だって
流れるかもしれない

時は流れた
それも必然

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ