06/20の日記

20:10
餞別
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“寂しいな”と
涙を流す

“大好きだったんだな”と
痛感する


知らず知らず
気付かぬうちに
ストレスを溜めて

うまく吐き出せないままに
日々を過ごしていたこと

会えた喜び
自分の興奮具合から
思い知る


「頑張らなくていいよ」

何度も言ってきた

「大変だよね」

ねぎらわれてきた

だけど
その自覚がないから
どうしても自分を
いたわることができてこなかった


零れた涙で
どれだけ頼っていたかを知る

大好きだということも
寂しいというのも
すぐそばにいるときには
届かない

「なくして気付く」って
こんな感じなのかな


「ごめんね」と
「ありがとう」を

手を伸ばせば届くのに
伸ばせないままに
呟いてみる


見上げた夜空のその向こうに
きっと笑顔の貴方がいるはずで
私の知らないその場所で
貴方らしくやっていることを想像して
ほんわり微笑む


貴方がどうぞ
幸せでありますように

貴方の笑顔に
これからも
たまには
出会えますように


いつもいつも
ありがとう

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