02/23の日記
08：15
巡る
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二度のない
繰り返しを
生きている
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同じところになんて
来ているのだろうか
四季が巡って
たどり着いたのは
いつも違う教室だった
毎日歩く道も
ふと気がつけば
春が訪れている
「同じ」
なんて
あるのだろうか
気分の浮き沈みを繰り返す
浮いているときは
下がるかもしれないことを
予期しながら
落ちているときは
沈んでいるときは
いつか上がることを
知りながら
「同じ」
ではない
けれど
似ているから
今までを参照する
何かが巡って
たどり着くのは
同じ
だけど
違う景色
その「違う」は
楽しめたらいい
いつもの道の
新しい発見を
気付かなかったものを知る
喜びを
全く「同じ」なんて
きっとない
「同じ」に隠された
「違う」を探す
「同じ」動物の「違う」を探す
名前以外のそれを
「同じ」場所の「違う」を探す
季節の訪れ
見てなかった景色
新しい発見
「同じ」人の「違う」を探す
久しぶりに会っても
変わらないけど
変わってる
「同じ」私の「違う」を探す
今日見る景色は
昨日と違う
「同じ」曲の「違う」を探す
昨日までと今日とでは
きっと感想や解釈が変わる
「同じ」の中に
「違う」を探す
そしてそれはきっと
「違う」の中に
「同じ」を探す可能性を秘めている
私とあなた
「同じ」と「違う」を合わせ持つ
巡って巡って
巡って巡って
ぱったり偶然
出会えてうれしい
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