02/24の日記

23:06
帰省して
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妹が一人暮らしを始めることを知る

兄一家も実家を出ることを知る

両親二人暮らしになることをしる

・・・
……

この胸に広がるさみしさは

何なのだろう



***



わかってはいるんだ

誰よりも最初に
「一人暮らしする!」と
家を出たのは私だ

やってみなければわからない
というのが
我が家の人間に共通してることなのかもしれない


だけど
最初に
(結婚するわけでもないのに)
家を出た私が
いえることでもないけど

さみしくて
しかたないんだ


特段何も
変わらないのかもしれない

実家に帰っても
妹には滅多に会えない
兄一家がいないことだって
よくあった

何も
何にも
変わらないのかもしれない

それでもさみしい
それでもさみしい



お土産の数を
賞味期限とともに考えて

一人じゃ食べ切れないものも
みんなで食べるからと
手土産持って


これからは
少人数で
たまーの贅沢を
両親と味わえるようになる

そんな風にも
思えるのかもしれない


それでも
それでもさみしい

このさみしさは
一体
何なのでしょう?

どこからやってきて
どうすればいいのでしょう?



これからも変わらずに
だけど
確実に老いていく両親

まだ大丈夫
だけど
日々の積み重ねから
気付けることだって
あるかもしれないのに

そのチャンスを
その目の数を
減らしてしまって
大丈夫だろうか

ことある毎に帰る私は
その度に
両親の些細な変化に
気付けるだろうか

私自身の変化も
私自身の小さなことも
他の家族のことも
たまにしか会わなくなって
それでも大丈夫だろうか


私が心配しているのは

一体
何ものなんだろうか

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