LOVE LETTER〜longnovel〜
□三枚目のラブレター
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何故か俺は、自分に期待しちゃって、電話の前に座っていた。
［pururururuーpururururuー］
電話が鳴った瞬間、『二宮？』と言ってしまった。
ーちげーよ、赤松だよ。
はずっ。
アイツだと思った。
ーお前、じぇしかちゃんのこと、好きなのか？『二宮』って叫んでたんじゃねぇかよ。
「ばーろー。んなわけねぇじゃねえか。それで、用件は？」
ーいま、好きなやつから、恋愛相談された。
「好きな奴って、、、。」
ーじぇしかちゃん。お前が好きだってさ。そこでお願い！こくられたら、“無”って言ってくんない？
「なんで、“無”？」
ー一番言われたくない言葉らしい。俺が実験したけど、軽く泣きそう。
好きなやつをなかしたくねぇよ。
口は言うことを聞かない。
「わーった。(わかった)。」
電話を切った。
ちくっしょー。
俺がこんな性格じゃなかったら、
告白してたんだろうな。