大空の少年、走る!

□偶然得た、かなり大きい収穫。
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リボーンは手配とやらをしてくるといって部屋を出ていった。


「ところで、いつ向こうに行くんですか?」


「予定としては、来週末には引っ越そうと思ってる。」


「結構早いですね。」


「うん。あんまりゆっくりしてる時間はないしね。」


「卒業するまでですもんね。」


そーなんだよなー。
約一年。
その間に族作って、人集めて、トップとって…


「ん?」


まてよ、トップ取るってどうやるんだ?
トップが決まってるんならソイツ倒せばいいだけだけど……


「どうしました?」


まてよ、まてよ、まてよ!
そもそも、よく考たら俺、族について全然知らねぇぇ!!!


「獄寺君!!!」


「はいぃ!」


あ、しまった。つい、大声を……


「ゴホン……。あのさ、暴走族についてどれくらい知ってる?」


「すいません。こんな格好してますけど、そっちのこと全然知らなくて…。」


ど、どうしよー……


…………


「あ!そうだ!」


そうだ!そうだ!


「何か思いつきましたか?」


ナイスアイディアだ俺!!


「うん!今日7時頃…いや、6時頃から、一緒に出てもらえる?」


「はい。大丈夫ですけど…」


「うし、決まりだ。」


あーやばい。楽しみだな。


「どこに行くんですか?」


「んー?後のお楽しみー!」


「お楽しみ…ですか?」


「うんうん。」


今言っちゃったら、獄寺君、準備が必要だーとか言ってバタバタしはじめるし。絶対。
まったりしたいもん。



「あ、そういえば、俺ら、昼飯食べてない!」


「そういえば、そうですね!なんか作りますか?」





そうして、夜までの時間を過ごした。



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