[進撃]ゆめみち

□白雪姫と王子様
4ページ/4ページ

もうすぐウォール・ローゼに着くという時、私達の目に信じられないものが映った。

「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

「「!?」」

それは巨人を攻撃する巨人

「奇行種…?」

「奇行種でもあんなことはしねぇ…。」

「あそこに兵士がまだいる…。」

「……。」

「リヴァイ。」

私は兵士として決断をした。

「私を置いて行って。」

「なんだと?」

「私もすぐ追いかけるから。」

「出来るのか。」

「立体機動装置を借りる。」


「……。」

「リヴァイ…


信じてる…。」




私にとって難しい選択だったが、それはリヴァイにとっても難しかった。

でもリヴァイも分かっているはず…


「わかった。」


あなたが兵士長だっていうことを。

リヴァイは私を地面に下ろすと奇行種のもとに直行した。



「愛してる。」



リヴァイは言わなかったけど
分かってる

もう足手まといになってるって。
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ