[進撃]ゆめみち

□勝負
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訓練は色々なことをやった

もちろん芸術系な私は人一倍の努力が必要で、訓練兵になる前からパパの知り合いのピクシスさんにも教えてもらっていた。

ありがとうピクシスさん
おかげで私は今

姿勢制御訓練で3番乗り合格しました!

ミカサを上手く真似て成功したのでミカサに感謝をし、サシャの番。

サシャは最初は難しかったものの、何とか成功した。


「わ、わわ!ユリ!できたぁぁ!!」

「やったぁぁぁ!!いおもちゃぁぁん!!」

「ちょ、ちょっと外してぇぇ!!」

「あぁ!はいはい!」

私はサシャを下ろすと、サシャはとなりを指差して「なんか人だかりがあるよ?」と言う

それに「行ってみよっか!」と声をかけ向かうとその中心にはエレンの姿

何度やっても成功しないのだ

顔面から落ち、悔しそうにやり直す

私も最初はああだった。
三日間ひっくり返り続け、ピクシスに笑われてしまっていた。

「頑張れ、エレン。」

小さい声で応援する


結局その日はエレンはひっくり返って終わった。


夜、私たちはエレンの為に練習に付き合った。


「エレン、大丈夫!私も初めてやった時は三日間ひっくり返り続けたから!」

「初めてやった時?」

「さぁ、始めるわよ。」

エレンの言葉を遮ってミカサは合図するとアルミンは歯車を回し、エレンを吊り下げる


でも、顔面から落ちてしまう。


「くぅ〜!」

痛みに震えるエレン


(おかしいな…体制は合ってるのにな…。)


そんなことみんなわかり切っているので口には出さないが、やはり疑問しか残らなかった。


「まだ明日もあるわ。」

ミカサもそれしか言えなかった。
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