[進撃]ゆめみち

□末路
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私がアルミンとミカサと朝ごはんを食べていた時だった。

「エレンの審議?…なんの?」

「よくわからないけど…エレンをどうするかってことだと思う。」

「どうするって?」

「たぶん…生かすか、殺す。」

アルミンが言い終えるまえにミカサが立ち上がった。

「ミカサ…。」

仕方のないことだ。
人間が巨人になるのを生かしておくわけにはいかないだろう。

でもきっと、役に立つこともあるだろう。

とても難しい審議だと思う。

呆然と立つミカサの後ろでドアが勢いよく開く音がした。

「ミカサ・アッカーマン!アルミン・アルレルト!ユリ・ライラック!いるかぁ!!」

私達は突然の呼び出しに「は、はい。」と気の弱い返事をした。

「午後からの審議に、証人として出廷しろとの命令だ。」

「「「…。」」」

(リヴァイと顔を合わせなきゃいけないのか…。)

私は不謹慎だとは思ったが考えた。
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