[ワンピース] ユメミチ

□みんな友達
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「ベイビー、私訓練したいんだ!」

「訓練?能力のこと?」

「うん、すっごく不安定で嫌だからさ。」

「不安定かぁ〜それって自分が不安だからなんじゃないの?」

「あぁ〜ベイビーはどうしてる?」

「あたしは〜自分の能力を使う時は戦う時だけだからね〜…テンションが高い時かな?」

そう言ってベイビーはタバコを吐く

「テンション…私は人と戦って興奮することはないしなぁ〜。」

「ちょっと、興奮って言い方やめてくれない?!」

「うーん……ぼ、くは透明人間さ…。」

「何?」

「歌ってるの。私歌うとテンション上がるから出来るかもしれない。」

「ふーん。」

「きっと透けてしまう…同じ人には分かる〜噂が走る通りは息をするとね、透明で渡ってゆける〜。」



ボムッ



うん、上手くいった

次に飛んだところは〜?


空だった


「あれ?」

このままじゃ落ちちゃう


ダメだ!



パシャン



遠くで一隻の海賊船が見えた








「ぃ……ぉぃ……。」

誰かが呼んでる

「おぃ……おい!!」


「!?…ごほっ!かはっ!!」

「ふー、ビビった〜。」

「ごほっ!!ごほっ!!ありがとう…ございます。」

水を飲んだから上手く喋れない
周りにはワイルドな人や親父くさい人、太った人に赤毛の人

「ふぅ〜…ユリです!おかげで助かりました!」

「ほぉ〜…お前…どっかで見た顔だな?」

「え……あ。」

「ん?……あぁ!!」




「シャンクス!!」
「ユリ?!」





ほとんど同時に言った




そして高速で始まる飲み会…


「がはははは!!なんであんなとこで溺れてんだぁ!?」

「うるさいなぁ〜!飛ばされたの?!」

「飛ばされたぁ?!」

「うん、ケシケシの実をね…食べちゃって…。」

そう言って笑うとシーンと静かになる

「お…




お前大丈夫なのか!?!?もしかしてあの新聞の娘ってお前のことだったのか!!反応しろよぉぉ!!!」


私とシャンクスは小さい頃から仲が良かった
というのも、シャンクスが私を拾ってくれたのだ

話せば長くなるけど仕方ない

遡ること私が5歳の頃

私は事情があってシャンクスが襲った船の中にいた
私の周りの子供は既に死んでいてその死体に囲まれて何ヶ月も船にいた私は外に出ても何も感じかた

心ここに在らずとは正にこのこと

今思うと恐らく私は期待する気持ちを制御してたのだろう
その為の教育もされてきた

今だに私は時々ぼーっとしてしまう癖がある

それが昔のせいなのか元々なのかは知らないけど


シャンクスの海賊船に乗っている時は特に迷惑をかけたと思う

「これでも食えよ。」と言われて出されたご飯をいつも吐いていたし、私を笑わせようと頑張ってくれて

更に一番平凡で安全で優しい、私が憧れたイーストブルーに置いていってくれた

その頃には私もご飯を食べれるようになり、にっこりとだけど笑って反応もするようになった

ぼーっとすることもね



「シャンクス〜!」

「おぉ〜大変だったなぁ〜。」

私がシャンクスに強く抱きつくと、あの頃と同じように大変だなぁって言って背中をさすってくれた

悲しいとか切ない気持ちはない

ただただ…うれしかった


「あー元気になったなぁ〜!」

「うん!」

「よぉし!!お前ら今日は飲むぞぉぉぉ!!」

「お頭!いつもじゃねぇか!」

「なぁ!!今日は久々にユリに会えた特別な日じゃねぇか!」

「ねぇ!ジュースある!?」

「あ!……じゅ、ジュース!!ジュースはあるか!?」

「船員にジュース飲むやつなんていねぇだろ!」

「フルーツならここにいっぱいあるぜ!お頭!」

「おぅ!じゃあそれで作るか!」




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ボムッ


「楽しかったぁぁぁぁ!!」



「…何してんの?」



とりあえずまだすんなりとは出来ないけど、歌を歌えば能力が使えるようになりました
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