短いゆめみち

□進撃幼稚園
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「おはようございます。」

「おはよう!ミカサ!」

「お、おはようございます…。」

「おはよう!アルミン!」

「…おはよう。」

「おはよう!ジャン!」

「おはよう!先生!」

「おはよう!サシャ!…それは朝ごはん?」

サシャの手には蒸かした芋

「朝ごはんはもう食べたよ!」

(じゃあそれは何ごはん??)

「…。」

「お、おはよう!アニ!」

「ペトラ先生!おはよう!」

「おはよう!クリスタ!」

その後もライナー、コニー、ベルトルト、ユミルがやってきた。

「はぁ〜い!じゃあ今日はみんなで粘土遊びをしましょー!」

『はーい!』

もちろんここにいる先生はペトラだけではない。
オルオやエルド、グンタもいる。

そして新入りの

「おい、エレン。

園児の鼻水が床に落ちるだろ…きったねぇな。」

エレンだ。

「エレン。」

「なーに?ミカサ。」

「かのじょいりゅ?」

「……リヴァイ先生、ここの園児はなんでここまでマセてるんですか?」

心配そうにエレンはリヴァイを見る。

「そいつだけじゃねぇ。」


「「クリスター!見てー!」」

ライナーとアルミンはクリスタの隣に座って自分の粘土で作った作品を自慢する。

そして、エレンを口説くミカサの隣にはジャン

「ミカサ!これ見て!」

ジャンは人型の何かを作ってミカサに見せたのを、エレンが興味を持った。

「ジャン、これはなんだ?」

そういってその粘土を近くで見ようと手を伸ばす。

「さわんじゃねーぞ!けがするぞ!このしにいそぎやろう!」

「え!?ご、ごめん…で、それはなに?」

「……いいよ、教えてやるよ。


巨人だ。」


「巨人?」

エレンは幼稚園の先生を続けられるか不安になった。
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