短いゆめみち

□進撃幼稚園
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「この巨人はひとを食べるんだぜ!」

チビのくせに偉そうなことばかりしゃべる

「ミカサ!ミカサ!」

するとミカサは両手に粘土とセットでついてきたヘラを持って巨人のうなじを削ぎ落とした。

「あ、あぁ…。」

「エレンもうだいじょぶだからね。」

今にも噛みそうにしゃべるミカサの隣でジャンは大泣きした。


一方、リヴァイ

「ねぇり?ぁい!」

「なんだ。」

リヴァイの一番近くに座っていたのはユリ

「これ見て!」

そう言って見せたのは

どっからどう見てもリヴァイだ
というかうますぎる。

さすが長編で芸術家をやっているだけあるというか…。

「…似てねぇな。」

「これり?ぁいだよ!」

「だから似てねぇって言ったんだ。」

淡々と会話していくリヴァイ
いつの間にか仲良くなった様で二人は自画像ついてあーだこーだと会話していった。



そしてペトラとオルオはクリスタとライナーとアルミンのお世話をしていた。

「クリスタちゃんなに作ってるのー?」

ペトラがそう尋ねるとクリスタが言った
「いちご作ってるー!」

(めがみだ!)
(けっこんしたい!)

「似てねぇな、イチゴはそんなんじゃねぇ。」

「ねぇ、もしかしてリヴァイ先生の真似してる?全く似てないからね!」

グンタはアニとユミル担当

「「……。」」

「あ、アニは何作ってるのかなー?」

「…石。」

「…じゃ、じゃあユミルはー?」

「クリスタを取り巻くあの二人。」

そう言って自分の粘土を潰した。

「ふんっ!!」

(なんで俺ばっかり…。)
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