短いゆめみち

□[進撃]喧嘩した。
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一方ユリは一人でファッションショーをしていた。


「寝てない!起きてる!!

しかも聞こえてるし!リヴァイがきたことも知ってる!!」

一番お気に入りの白いイブニングを着てベッドにダイブする。

美女と野獣に憧れて作ったドレスや、眠れる森の美女に憧れて作ったドレス、白雪姫に憧れて作ったドレス


私の始まりは全部全部おとぎ話からだ。

「巨人ベイビーにはわかんねぇよ!」

「誰がベイビーだ。」

「ノックしてから入って!私が着替え中だったらどうするの!?」

「それはそれで俺にとってはいいな。」

「ほんと気持ち悪い!」

さっきから私散々リヴァイ罵倒してるけどなんでリヴァイは本気で怒ったりしないんだろ。
なんだか自分だけだだこねてるみたい。

私はベッドに座り、大人な対応をとってみた。

「何の用?」

「どうしてるのかと思ってな。

仲直りは早い方がいいだろ。」

「…いいよ、許す。」

そう言ってユリはリヴァイを抱きしめた。

「酷いことばっか言ってごめんね。」

「あぁ、幾つか許せねぇこともあるけどな。」

「ごめんー!」

ユリが焦ってリヴァイに謝るとリヴァイは笑って許してくれた。
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