短いゆめみち
□[進撃]豆劇場
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夢_____________
「リヴァイ!リヴァイ!」
「なんだ。」
「あぁ、よかった!リヴァイが無事でよかった!」
「お前は死んだがな。」
「うん、そうなの。ごめんね?でも今まで通り好きでいてくれるよね?」
「何言ってるんだ?」
「??」
「結婚の内容は『死が二人を分かつまで』だろ?」
「……。」
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「ぶはぁぁぁ!!」
「なに、うるさいね。」
「…ごめんユミル…。」
「どうしたのさ。」
(ユリ顔が真っ青…何の夢見たわけ…。)
「私が死んだ夢…。」
「!?……不吉だね。」
(調査兵団になった今、この夢は辛いだろうな…。)
「ん、どうしたの〜?」
「クリスタ…。」
(クリスタ起きちゃったけど、ユリの夢の話をあたしからするのはちょっと…。)
「起こしてごめんね…。」
「う〜ん、どーしたんですか〜?」
「サシャァ〜!」
「ん…。」
「結局みんな起きた見たいだね。」
ユミルがそういうとユリはボソボソ夢のことを話し始めた
「壁外調査で…私、死んだの。」
遠くを見つめるユリ
(なんて不吉な…。)
(ユリもこういうことで悩んだりするんだね…。)
(これで悩む人だったっけ…?)
「でね、私…幽霊になってリヴァイに会いにいったの。
そしたら…。」
どうやら原因はやっぱりリヴァイらしい…
そう思ったみんなはこの先の想像も出来ないオチに生唾を飲んだ
「結婚の誓いは『死が二人を分かつまで』だって…。」
絶句した。