[進撃]ゆめみち

□芋娘の愛おしさ
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いよいよ私は訓練兵として(だけど)、この隊服を着ることが出来た。


私は朝、ホースで当番にある花壇に水をあげながら、新品の隊服を見る


「へへへ?隊服デートとか照れちゃうわぁ〜!」

思わず手を両頬に添えて赤い顔を隠す

「何してんだ。」

「ひゃぁ!!」


びっくりして振り向けばリヴァイだった。

私の左頬に添えてある手に持つホースから出ている水が、全てリヴァイにかかってしまっている。


「リヴァイ!!リヴァイって本当にかっこいいね!水も滴るいい男だね!」

私はそんなこと気にも止めずにリヴァイに話しかける。

「あぁ、聞き飽きた。」

未だにリヴァイは私のアタックを冗談だと思っている。
年齢差があるからかな?

でもあの壁の上に行った時からずっと、私は必死で恋愛参考書を読みながらリヴァイにアタックしてきたのだ。

偶然会った時しか実行できなかったけど…

でも効果は絶大だった


「あぁ!!大変!!」

男の子は気が利く女の子を好きになるみたいだ!

私は急いでホースの水を止め私が持ってきたタオルで顔や服を拭く

あぁ、こんな真近で…彼の顔を…


「顔が近い。」


「ほんと?やだー!リヴァイ!離れてよぉ〜!」

「お前が離れろ。」((無表情

「あ、はい。タオルどーぞ!」


「おぉ。」

リヴァイは黙ってタオルを受け取り、頭をゴシゴシ拭く。

やっぱり参考書を読み直す必要がある。

「それでお前どこの部隊に所属するのか決まったか?」

「あぁ…。」

「どうした、まだ決まってないのか?」

「それが…私、調査兵団になりたいんだけど…。」


「なっ!」

(俺と居たいだけっていうならやめろ
生半可な覚悟でやってもらっては困る。)

と…

でも違った


「私!!調査兵団になったらリヴァイといられる時間が減っちゃう!!私が外に出てる間リヴァイと離れてるなんて!!」


「は?」


(そうだ、こいつそういう奴だった。
本当に人に興味がないんだな。)

「そうか、でも自分のやりたいことをやればいい。それに俺は…。」


「あ!もう訓練の時間だ!もう行くね!リ・ヴァ・イ〜」

私はリヴァイに投げキッスをし訓練に向かった

「…。」





言いたい事も言えなかったリヴァイと言いたい事を散々言ったユリ


(ユリ、俺は調査兵団だ。しかも兵長だ。敬語を使え。)
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