D.Gray−man
□姫☆争奪戦
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ことの始まりは、とある夏の昼下がりのことだった。
ラビが任務で居ない今、アレンは食堂で好物のみたらし団子を食べているときだった。
「やぁアレン君。」
「ひゃ、ほふひはん。ほーふぃはんへふは?ほんふぁほほへ。(あ、コムイさん。どうしたんですか?こんなとこで。)」
コムイが溜め息をつく。
「ちょっと頼みたいことがあってね。」
アレンは口の中の団子を飲み込んだ。
「頼みたいことって・・・?」
「それはね。」
コムイは懐から小さなスプレーを取りだし、
ぶしゅぅ
とアレンにかける。
アレンは気を失い、倒れてしまった。
「これから行われるゲームの賞品になってもらうんだよ。」