09/10の日記

08:29
兵団E※裏 10万打アンケートより
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そんな可愛いそこをこれまた可愛い手が包み込む。
布越しより刺激が強くて気持ちいいだろ?肩がビクッと跳ねあがった。



「ひっ、…やっ、あっ」



先端を親指でなぞりながら竿を上下に扱く。なるほどなるほど、団蔵はこうやってオナニーしてるんですね。あー興奮する。
多分団蔵は気づいていないと思うけど、俺、結構ギリギリの状態です。でも団蔵がいくまでは我慢して見守らないと。



「あっ…!」



そうそう、そこのくびれのとこ弱いんだよ、お前は。



「ひ…っく、あ…!あっ、あんっ、ぅうっ…」



親指と人差し指で引っ掛けるように擦って…。
もういきそうかな?プルプル震えてるよ?



「あっ、あっ、あーっ…!」



イク?と思ったが大きくブルブル震えただけでいかなかった。珍しい。
団蔵の目から涙がポロポロと零れて顔が苦しげに歪む。
…自慰で焦らすことを覚えたのか?焦らさずに素直にいけばいいものを。



「ひっ、うっ、やだっ、いきたいっ…!」



うん、だからいっていいよ。焦らさずに出したほうがいいって。俺もそろそろ限界だし。



「うっ、…うっ、…へーだゆっ…」



ちょっと、そんな欲情したウルウルおめめでこっち見んなよ。襲うぞ。



「いっ、…いかせて…!」



ぐはっ。
…やばい、理性とびかけた。あー危ない危ない。

いやあ、「いかせて」と頼まれたらいかせてあげるよ?いつもの俺ならね。
でも今まで団蔵が避けててセックスはおろかイチャイチャもできなかったじゃん。そうなると素直におねだりも聞けないわけですよ。
俺を欲しがってくれるのは嬉しいけど、団蔵が最後までちゃーんとできたら思う存分あげ



「兵太夫じゃないといけないんだよっ…!」



…はい?
今ものすごい言葉が聞こえた気が。また理性とびかけた。



「…え…、何、団蔵、どういう、」
「俺っ、俺っ、男なのに、お前のせいでっ」
「うん、俺のせいで…一人じゃイケなくなっちゃったの?」



あ、泣いた。図星。



「バカ野郎、バカ野郎!へーだゆーのせいだ!うわあぁあん!」
「待って、落ち着いて。俺もちょっと訳わかんなくて混乱してるから」



とは言っても団蔵が落ち着くわけもなく断片的に叫ぶ内容を纏めると。

団蔵がまだ俺を避ける前、何かのきっかけで自慰をしたらしい。そうしたら何と言うことでしょう、いけない!一人でしているはずなのにいけなかったそうです。
そのときヤバいと思ったそうだ。男なのに自慰でいけないってどういうことだと不安になったみたい。ま、そりゃそうだ。
だから俺と二人にならずセックスもしないようにして自慰をすればいけるかもしれないと頑張ってみたんだって。…しかし結果はダメ。
何回やっても、いきそうにはなるんだけどいけなくて。男としてこれってどうなのと悶々としていたようだ。


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08:28
兵団D※裏 10万打アンケートより
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嫌なの?虎若の前ではしたくせに。何でそんな涙目になってんの?
優しく優しく撫でてやればすぐに起つ。敏感だね。ほら、ここ自分でいじっていいよ。ぎゅって握ってさぁ。虎若に見せたように俺にもして見せてよ。



「…やだ…!別にっ、虎若にだって見せたわけじゃっ…!」
「でも見られてたんだよ。だから俺にも見せてって言ってんの」



友達には見せて恋人には見せられないの?普通逆だろ。



「それとも何?俺じゃ欲情しない?虎若の方がいい?」
「違…!」
「オカズにならなってやるからいつも通りやってみな」



上着も肩衣も脱げば上半身を隠すものは何もない。
何なら下も脱いでやろうか?そう言おうとしたけど、団蔵には上だけでも充分だったようで言うのをやめた。

虎若や金吾ほどではないけど、俺だって年相応には筋肉がついている。
団蔵の柔らかな手を俺の胸へ当てれば、大きな瞳はさらに大きく広がり小刻みに揺れ始める。下半身もちょっとだけ膨らみを増して興奮してるのが分かった。
俺で興奮してくれて満足。可愛いなあ。



「…あ…、う、」
「意地張んなくていいから。ほら擦って擦って」



右手を添えさせる。
我慢しなくて擦っていいのに。俺はお前の自慰を見れるし団蔵は気持ちよくなれるし一石二鳥だろ。

目尻にキスをしてやれば、強気だった目がトロンととろける。そして恐る恐る自らのそこを撫で始めた。



「んっ…、ん」



目をつむって顔を逸らすのはせめてもの抵抗。そんなことをしても丸見えなのに、団蔵の反応はいちいち可愛い。
袴越しに形が分かるように手を当ててユルユルと扱く。衣が擦れる音が耳に残っていやらしい。



「はっ…、アッ、あ…」



俺の胸を撫でるように揉んでいる辺り団蔵も男だ。恋人で興奮して、嫌がっていたのにこうやって自慰までしちゃうんだから。
胸と鎖骨、首筋付近に強く団蔵の視線を感じる。意地よりも興味の方が勝っちゃいましたか。瞑っていた目を開いてうっとりした表情で俺の体を見ている。



「やっ、あっ、やっ」



濡れた舌はピンク色。
…すげーエロい。



「袴越しで足りてる?直に触ったほうが良くない?」
「そ…れはっ…」
「ほーら、腰紐しゅるしゅる〜」



袴と褌の紐をほどくのはお任せ下さい。何回も何十回もしてるから慣れてます。
褌には先走りがついて糸を引いている。にちゃあ…って音がしたよ、にちゃあって。団蔵にも聞こえたのだろう耳まで真っ赤になった。

久しぶりに見る団蔵のソレ。相変わらず桃色で小さくて可愛いねぇ。
セックス自体は結構してるのに、団蔵のソレは桃色のまま。あ、「遊び人は黒くてウブな子はピンク」ってデマだってちゃーんと分かってるよ。でも何と言うか、団蔵のソレは場数を踏んでも大人っぽくなることなく幼いまま。


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08:27
兵団C※裏 10万打アンケートより
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そう聞いた途端怖がっていた表情はみるみる真っ赤になり冷や汗がドバッ。あー、本当に虎若の横でしてたんだ。



「なっ…、何も、そんなっ、何って…!」
「嘘つこうっての?俺に?つけると思ってる?誤魔化せると思ってんなら思い上がりすぎ」



今の表情で肯定したも同然なのに必死に誤魔化そうとする辺りが団蔵だ。
爆死しそうなくらい真っ赤になって唇も震えている。言葉にならない声が漏れているけど「どうして知ってるんだ?」って大方そう聞きたいんだろ。
団蔵の顎を持ち上げキス寸前まで唇を近付ける。が、キスはしない。こんなにも超至近距離だと黒眼に映っている俺も見えやしない。



「虎若が教えてくれた」
「――っ!」
「寝てると思ったんだろ、団蔵。可哀相に、虎若起きてたんだって。だからバッチリ聞こえちゃったんだって」
「……!」



赤い顔から青くなった。面白い。



「でさ、ここから俺の疑問なんだけど、」



青白い団蔵にちゅ、と口づけ。久しぶりの感触は最高ですが、血の気が引いているからかいつもより体温低め。



「俺にすら自慰行為見せてくれないのに何で虎若に見せてんの?」



問いかけにまた赤くなった。ホント面白い。



「違っ…!見せたわけじゃ、」
「あともうひとつ」



騒ぎだす団蔵を制して足の間に体を割りこませる。下腹部にふにゅ、と触れたのはまだ起ちあがっていない団蔵自身。



「最近俺と二人になるの避けてるだろ?」
「――!」
「俺とはしないくせに一人ではするんだ。それってどーなの」



また口が震えている。あわあわと何かしゃべりたそうにしているけど言葉が出てきていない。

俺は団蔵とやりたくてやりたくてたまらないのに、お前は自慰で欲求満たされんの?俺、自慰とセックスは全くの別物だからそこんとこ分からん。
お前も俺も右手が恋人状態なら、二人でやればいいのにと思うんだけど。

虎若に、俺も知らない団蔵の痴態を見られた嫉妬と、俺を避けてたくせに一人でやることやってた団蔵への不満。そして団蔵に触れないでいたイライラが溢れて歯止めがきかない。



「ねえ団蔵」



股間に手を添えて優しくスリスリ。



「俺の前でも一人でして見せてよ」



冷や汗が更に出て髪の生え際まで赤くなった。
ずり、とまた後退しようとするけどもう壁だよ。それ以上下がれないだろ。



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