遙か平安の時参章

□幕壱参
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(遙)「この地を守護する者の1人として、其方を好き勝手されては困る」



『好き勝手って…』



(遙)「?外が騒がしいな」



(圭)「聖華!?」



『圭介!』



(圭)「お前達!聖華から手を話せ!!」



(遙)「それ以上、足を踏み入れればこの女人の腕を折らせるぞ」



(圭)「ッ!」



『圭介…大丈夫だから。貴方は最近、夢に青龍が出てきましたか?』



(遙)「夢に?いいや」



『あたしは夢に四神が現れ、この地を守護する四神の末裔と力を合わせこの京を護れと言われました』



(遙)「何?」



『あたしには、この地を護る義務がある。貴方に監禁される筋合いはない。貴方が青龍の現当主なら、あたしに力を貸して下さい!』



その瞬間、目の前が凄まじい光を放ち始めた。





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