青星
□第五光
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振り向いた瞬間…。
アクマの顔付きになっているトマもどきが拳を大きく振り上げてた…。
避ける事なんて不可能な速さ…。
大きな拳が俺と神田に迫ってくる…。
ドンッ!!!
「うぐっ!!」
ドドドドド!!!
(ア)「彩輝!!神田!!」
俺と神田はアクマの攻撃を受けた…。
そのまま俺等はアクマに押されて壁を突き破って行く…。
…おかしい…痛みがあんまり無い…。
不思議に思って押され続けてる中そっと目を開けてみると…。
神田が俺を抱き締めていて『盾』となってくれてた…。
…神田…。
ダンッ!!!
(神)「…ぐっ!」
「…っ!神田…」
俺と神田はアクマによって壁に強く押し付けられた…。
少しの痛みが俺の体中を渡った…。
神田は首をアクマに掴まれている…それでも神田は俺を抱き締めてくれてる…。
(神)「テメェ…いつのまに…」
「へへへ…お前と合流した時からだよ!コイツの姿ならバレないと思ったんだけど…この女は分かってたみたいだな…」
(神)「…っく!このクソアクマめ…」
「フフフ…私の皮膚は写し紙…まんまと殺られたなお前ら」
「…はっ!」
「…くっ!」
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