遙か平安の時弐章
□幕壱浮
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遙か平安の時―幾千もの時を経て―【その名は高橋聖華】
―時は平成。
とある学校に、ある１人の少女。
外見は至って普通。
他の子と違う所と言えば…。
生まれつき、左の揉み上げが紅い髪で左の目だけ普通じゃ見えないモノが見え、左の耳だけ普通じゃ聞こえない声が聞こえる。
只それだけ。
その子の名はー高橋聖華。
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