遙か平安の時弐章
□幕参月
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遙か平安の時―幾千もの時を経て―平安編【その少女、着せ替え人形につき】
『えっと…あの〜動きやすい方が嬉しいんですケド…』
(雪)「動きやすいのも良いですが、見た目も重要ですよ?」
『そうですケド…』
(泉)「雪乃殿、この色は如何?」
(雪)「あら、素敵!」
(楓)「やはり、女子は赤い着物の方が宜しいかしら?」
『あのですから…』
(小)「……………」
ゴメンね、聖華ちゃん…。
時は遡り―。
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