遙か平安の時弐章
□幕陸月
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遙か平安の時―幾千もの時を経て―平安編【新人は雑用から】
「何故、素振りなんてしてる?女は、綺麗な着物を召して和歌に貝合わせ料理を覚えていれば良いものを」
『アンタも、男女差別?』
「否、別に差別をしたい訳じゃない。人は楽をしようとする。でも、オマエは木刀を振っている」
『部屋に引き籠ってたって、帰れるワケじゃない。だったら、力を付け、皆を守れるくらいの力を付けて、帰る方法を探す!』
「…そうか。無事、入団出来る事を祈ろう。さぁ、昼餉が出来た行こう」
『あぁ…』
…緊張してきた。
(?)「本当に来たんだな」
『?確か…龍之助?』
(圭)「龍之助って誰だ?」
『あれ、違った…』
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