遙か平安の時弐章
□幕漆月
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遙か平安の時―幾千もの時を経て―平安編【その者、武蔵国から】
「おはよーございまーす…
シーン
誰もいない…。何だ、早く来すぎた」
この時代に来て早2ヵ月とちょっと。
兄貴達、心配してんだろうな…。
ヒステリー起こしてなきゃ良いんだケドな…。
ヤバイ…眠い。
(昌)「ん?高橋…?何故こんな所で寝ている?」
コイツと居ると胸がざわつく。
何故だ…?
『ん…』
(昌)「ッ!…起きろ!!」
『うわっ!?』
(昌)「掃除はどうした!?」
『スイマセン!!』
(昌)「………………」
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