-夢編-
□サラサラと天然と優しさ
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それはそうか。
「この位置、やっぱりエロいですね」
「ちょ、どこさわっ」
「脇腹ですけど」
「ひゃ、やだっ、だ、やぁ」
「くすぐったがりなんですね。虐め甲斐があります」
「も、やめっ、はなしっ」
「くすっ…わかりまし―――っ先輩…」
「はぁ、ん?なにっ、うわ!?」
突然、抱き締められてしまった。
「…ここが跡部部長の家で、よかったですね」
「え?」
「もし俺の家だったら、中学生にして道を踏み外すところでしたよ」
「…難しくてよくわからないけど日吉くんが道を踏み外さなくてよかったよ」
「ずいぶんと仲良くなったな、あーん?」