-夢編-

□障壁すら見えない
2ページ/4ページ

しかし、私は赤也のことが好きなのです。

…男として。

だから、こうやって地味に色仕掛けしたりします。
ときどき、ベッドに忍び込んでみたり、教室には遊びに行ったり。
…え?夜這いじゃないのかって?
添い寝ですから。ちょっと夜のお手伝いしようとか思ったこともあったけど、できるわけもなく。
でも頑として受け付けないわけじゃないから、脈なしではないんだろうな。

「ふいー、着替えっかなー」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ