-夢編-
□障壁すら見えない
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しかし、私は赤也のことが好きなのです。
…男として。
だから、こうやって地味に色仕掛けしたりします。
ときどき、ベッドに忍び込んでみたり、教室には遊びに行ったり。
…え?夜這いじゃないのかって?
添い寝ですから。ちょっと夜のお手伝いしようとか思ったこともあったけど、できるわけもなく。
でも頑として受け付けないわけじゃないから、脈なしではないんだろうな。
「ふいー、着替えっかなー」
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