-夢編-

□障壁すら見えない
4ページ/4ページ

だって…俺は、姉ちゃんのことが好きだ。好きなやつの裸見てたたない奴なんか居ないだろ?
…だから、下世話な話だから知らない奴は知らないままでいい。
つまり、大変なことになるの。

「ねぇ、赤也。赤也は、おねーちゃんのこと好き?」
「好き、だよ…でもそういう意味じゃない」
「そう…ごめんね。おねーちゃんは赤也のこと、そういう意味で好きだよ」

…え?

「だから…いや、なんでもな「俺も好きだよ!!」
「え?」
「俺も好きだよ、ねーちゃんのこと。そういう意味で…女としてねーちゃんのこと好きなんだよ!!」

あ、ああ…言っちまった…そして、思いっきり見ちゃった…
もう嫌…ああ…

「…ほんと?」
「ほんと、だよ…」
「嘘じゃないんだよね?信じていい、よね?」
「うん…だから…それ以上近づかないで…」
「…ふっふっふ、お姉ちゃんに任せなさい。スッキリさせてあ・げ・る♪」
「や、やだっ!!くるなっ!!うわああああああ!!」



なんとかにげた俺だったけど、ちょっともったいなかったかも。とか思ったり。

その夜、父さんと母さんに祝われてしまい、あとに引けなくなった俺だった。

(お母さんは認めるけど、まだそういうことはダメよ)
(俺もまだ認められないなぁ。せめて赤也が18になるまでは)
(結局認めちゃうのかよ!!)
(今度からイチャイチャできるね、赤也)
(親の前ではしないからな!!)


――――――
久々の立海。赤也。
ネタはキス●ス(←一応伏せ字)って漫画から。
まあ、キ●シスは姉貴が双子なんだけどね。
興味がある人は読んでみたらいいと思う。
ただ、買いにくい表紙がまれにあるけどね。
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ