図書館

□甘い甘い日常
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休みの日ってなんか



火神っちに会いたい気分になる!
























「あー疲れた...」



今日は本当に厳しい練習をした。



んー、でもバスケしてぇな。



あー、ちょっと体力もつけたいしな。



「火神くん、今日は帰って何するんですか?」



いつも俺の影として頑張ってくれている男───黒子テツヤが俺を見て言っている。



「あー、そうなんだよな。ちょっとバスケして帰るわ。」



それを聞いてビックリした黒子はひくことはなく目をキラキラさせている。



「あ、そうなんですか?でしたら僕と一緒に───」



「火神っちーーーーー!!!」



うおっ、



なんか俺の背中に飛び乗ったバスケをやっているアイドル───黄瀬涼太が俺の名前を叫んだ。



「すいません、黄瀬くん。邪魔しないでもらえますか。」



「黒子っちーーーーー!!元気っすか?」



「元気ですので早くそこを変わってください。」



なんか意味わかんねぇこと話してる...



俺の背中に抱きついている黄瀬。



汗の臭いとか気にしねぇのか、コイツ。



「あ、俺すげぇ汗かいてるから臭ぇぞ?」



「大丈夫っすよ!!むしろ嬉しいっす!!」



「え、なにそれ、お前汗フェチなの?」



「え、マジでひいてないっすか?違いますよ?え、ちが」



「そんなことより火神くん。早く帰りましょう。」



黒子が黄瀬の言葉をさえぎっていったのでおぅ、とひとつ返事をして帰っていった。



「俺もついていくっす!!」



それを聞いて黒子は



何故か黄瀬にどこか行けと言わんばかりに睨み付けていた。



あっ、でも黄瀬がくるんだったら...



「黄瀬、この後あいてっか?」



その言葉を聞いた黒子は驚いた顔をしてこちらを向いてきた。



「空いてるっす!!余裕で空いてるっすよ!!!」



「んじゃあ俺と1on1しねぇ?お前と一回でもやってみてぇし。」



「やったー!やるっす、バリバリやるっす!!!」



よっしゃ、じゃあやんぞ、と言いながら俺は歩き出していた。



ただそこからずっと黒子が俺の腕を掴んでいたが───
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