キミに伝えたくて2

□クリスマスプレゼント
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「はぁ…はぁ……」



私は俐空の放った白い液体を飲んだ。


なんか少し苦かった…



「気持ち良かった?」


「最高だったよ
いいクリスマスプレゼントだった」



微笑みながら頭を撫でられると

やってよかったって思う



「あ〜、入れたくなってくる」


「だ、ダメだよ!」


「わかってる
我慢するから安心しろ」



優さんの

“誘惑されておしまい”

っていう言葉を思い出して急に不安になった。



「知らない人に誘惑されてもついて行っちゃダメだからね!」


「は?」


「あと他の女の子に手出しちゃダメ!」


「大丈夫
玲奈意外興味ねぇからさ」


「本当に?」


「あぁ、玲奈しかかんがえられねぇ」



裸の俐空に抱きしめられると妙に安心する

鼓動が聞こえてくるからかな…



「俺はちゃんと我慢できるから
なんの心配もいらないよ」



タイミングよく背中を叩いてくれて

一気に眠気が襲う


まだ俐空と起きていたいのに…



「眠い?」


「ううん…」


「ふっ…
大丈夫だから寝て良いよ」


「ずっといてくれる…?」


「当たり前だ」


「俐空…」


「ん?」


「大…好き…」


「俺も、大好きだよ」



頬に俐空の唇が当たったところで

私は夢の世界へ旅立った
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