ヤンキーの俺と清楚な彼女

□誘拐事件
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家に帰りまず玲奈を風呂に入れさせた。



「蓮も一緒に入ろ…?」


「はぁ?」


「お願いっ」


「わ、わかったよ」



涙目で言われたら断れない

それに今一人が嫌なのはよくわかるしな



「蓮…」


「ん?
どうしたんだ」


「助けに来てくれてありがとう」



足の間に座りぎゅっと抱きついてくる

嬉しいんだけど胸が当たってドキドキするぜ



「一番ここが安心する…」


「そっか」


「蓮が側にいてくれないと寂しい…」



媚薬の効果はとっくに切れてるのに体を密着させてくる

ということは素ってことだな


浴槽に入る前に玲奈を抱き跡を全て俺のに変えた


だけど見た目は変われたって心はそう簡単に変われない

俺は玲奈の側にずっといるって決めた



「離れねぇよ絶対」


「よかった…」


「だから寄り戻そう」


「え?」


「いきなりだけどさ
今日のこともあってもう離れたくないんだ」


「蓮っ」


「俺ともう一回付き合って」


「うんっ」


「ありがとう」



抱きしめる合っている体を更に密着させた


けどしばらくしても玲奈は動かない



「玲奈?」


「な…に…」



心配になって呼びかけると寝そうになっていた。

玲奈の目は今にも閉じそうで…

疲れたから眠いんだと悟った。



「もう寝るか」


「うん…」


「今日は泊まれよ」


「ありがとう…」



風呂を出て服を着させ部屋に運ぶ

一緒にベッドに入って抱きしめると彼女はすぐに眠った。



「今日はいろいろありすぎたな
玲奈も辛かっただろうに」


コンコン


「蓮入るよ?」


「あぁ」



玲奈が寝息をたてたところに姉ちゃんが入って来た。



「どうかした?」


「玲奈ちゃん大丈夫かなと思って…」


「結構身も心もやられてるみたい」


「そう…」


「あ、俺ら寄り戻したから」


「そうだったの?
おめでとう、よかったね」


「今日のこともあったし俺が守るって決めたんだもう離れない…」



そっと頭を撫でると小さく微笑んだ気がした。



「二度とこんなこと内容にしてね」


「当たり前だ
玲奈に指一本触れさせねぇ」


「頼もしい
じゃあおやすみ」


「おやすみ」




姉ちゃんが出て行くと急に俺も睡魔に襲われた。



「おやすみ…玲奈…」



彼女のおでこにキスを落とし

玲奈をぎゅっと抱きしめるて俺も眠った。
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