ヤンキーの俺と清楚な彼女2
□キミのために
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「これも見飽きてきたな…。」
これと言った予定もなく暇を持て余してた俺はエロ本を読んでいた。
でも色々忙しくて新しいのをもうしばらく買ってない
あるのは黒龍のやつに貰ったこの一冊
読みすぎてもう興奮しねぇし勃ちもしねぇ。
「エロ本失格だな
新しいの買いに行くか…。」
「蓮ー、遊びにき…た…よ……。」
「おう。」
予定はなかったけど玲奈が来てくれてこれで暇しない
って思ったらなぜか俺の方を見て固まる彼女
視線の先は胸元のエロ本だった。
「玲奈?」
「あっ、ううん…//
もしかして邪魔しちゃった?」
「そんなことねぇよ
もう見飽きて捨てようかと思ってたから。」
「そう…。」
バサッと床に投げると今度はそっちに視線がいく
表紙をしばらく見つめそのあと溜息をついて床に座った。
「どうした?
玲奈も読みたいのか?」
「よ、読みたくなんかないよ//」
「見つめてたから興味あるのかと思ったぜ。」
「別にそんなんじゃ…。」
そうは言ってもチラチラエロ本の方を見て落ち着かない
興味があるってよりなんかショック受けてるような…。
「わりぃ…
彼女の前でエロ本はまずかったな
すぐ捨ててくるわ。」
「ねぇ…。」
立ち上がり捨てに行こうとすると玲奈に呼び止められた。
「ん?」
「蓮ってやっぱり…。」
「どうした?」
「う、ううん…なんでもない….。」
「なんだよ
気になるから言えよ。」
「でも…。」
「いいから。」
「れ、蓮ってやっぱり…//
む、胸の大きい人が好きなの…?//」
「…は?」
思い詰めてたからなんだと思えば顔を赤らめて恥ずかしいそうに言ったのは胸の話
なんでいきなり胸の好みなんか聞いてくるんだ?
意味がわからねぇ…。
「や、やっぱりなんでもないっ//」
「そんな真っ赤な顔してなんでもないはねぇだろ。」
「っ…//」
「やれやれ…
まぁ別に俺は大きいのあんま興味ねぇけどな。」
「そ、そうなの…?」
「嫌いじゃねぇけど好きでもねぇ
つーか急にどうしたんだ?」
「だってそれ…
見飽きるくらい読んだって…。」
指差す先には手に持ってるエロ本
そういやこれ表紙含め爆乳女ばっかだったっけ。
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