トライアングル

□第6章
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優「私と2人だけどいいの?」


リク「いいよ。
元々行く予定だったんだから。」




私は今リクと2人でショッピングモールに来てる。



本当は乙輝とあっちゃんもいて4人で来るはずだったんだけど


あっちゃんは居残りが今日になって断念


乙輝も3人だとわかった瞬間用事とか言って帰ってった。



私はリクと2人っていうのが嬉しかったけど相手には彼女がいる


小学校の時からの友達でもさすがにマズいと思ったけどリクは気にしないみたい。




優「リクどこ行きたい?」


リク「じゃあ水着見に行こうよ。
夏休み海行きたいしさ。」


優「わかった。」




リクと2人で歩く時は乙輝の安心感とは違って胸がドキドキする


あっちゃんごめんね?


今だけは好きでいさせてください。



リク「ゆうちゃんどうしたの?」


優「えっ?//」


リク「ついたよ。」




そんなことを考えてる内にいつの間にか着いてて

顔を覗き込んだリクに思わず顔が紅くなっちゃったっ。




優「な、なんでもないっ。
私見てくるね!」




早く熱を冷ましたくて女性の水着コーナーに逃げた。




優「全部可愛いなぁ〜。」




水着といえばビキニ

高校生になったらずっと着たいと思ってたから今凄く迷ってる。




優「黒はちょっと大人っぽすぎるよね。
そういえば前乙輝が赤がいいって言ってたっけ。」


リク「俺はピンクがいいと思うよ?」


優「リクっ//」


リク「ゆうちゃん勝手にいなくならないでね?
探すの大変だから。」


優「ごめんね。」


リク「水着乙輝の言った赤にするの?」


優「迷ってる。」


リク「じゃあピンクにしなよ。
絶対赤より似合うと思うから。」




この時はただリクが似合う色を言ってくれたのが嬉しかった。



でもよくよく考えてみると乙輝に対抗してたんだってわかった。




優「今日は見にきただけだからさ。
買うまでにはピンクと赤どっちにするか決めとくね。」


リク「うん。」


優「因みにあっちゃんは何色にしたの?」


リク「白だよ。」




確かに似合いそう

今から海行くの楽しみになってきた。





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