ヤンキーの俺と清楚な彼女
□happening
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〜昨日の帰り道〜
もうすっかり二人乗りに慣れ、
蓮は今日も家に送ってくれた。
というかそれが習慣になってた。
明日は何しようかなぁ〜
そう考えているとき
「なぁ玲奈」
「な〜に?」
「明日暇?」
「一日中暇だけど?」
「じゃあデートしようよ」
「え…」
「ダメか?」
「ううん、行きたい!」
「じゃあ明日9時に玲奈の家に迎えに行くから」
「わかった♪」
そう、突然のデートのお誘い。
つい嬉しくなって鼻歌まで歌って今の私はとても気分が良い。
わかれるときも蓮の頬にキスをするくらいご機嫌で
私は浮かれていたんだ。
「ただいまー」
「おかえりお姉ちゃん」
「ただいま珠璃」
いつもは帰ってから話しをする弟にもそれだけ言って
部屋に閉じこもった。
そして一人でファッションショー。
蓮どんな格好が好きかなぁ
ショートパンツ?
ワンピース??
結局決めたのはどちらでもないスカートで、
寝れた時間は12時を過ぎたころだった。