ヤンキーの俺と清楚な彼女
□頼れる兄貴達
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俺は花火で玲奈の綺麗な瞳を見てから触れられなくなった。
もちろん触れたくないわけじゃない。
でも手を繋いだら、キスをしたら汚してしまいそうで…
流石に全部止めたら怪しまれそうだから抱きしめることはしてた。
本当は手を繋ぐことも、
抱きしめることも、
キスをすることも普通にしたい。
でも俺の心がそれを許さない…。
我慢するのも辛いし、
男だから色々と大変なこともある。
そんなある憂鬱な日の帰り、
玲奈が用事があるらしく一緒に帰れないとき
校門前に優希、冴江、そして南が立っていた。
「え?なに?なんでいんの?」
いつもはもうイチャイチャしながら帰ってるはずなのに。
「とりあえず俺の家行くぞ」
「は?」
「ほら行くぞ」
そう言われ何故か俺は優希の家に連行された。