ヤンキーの俺と清楚な彼女

□the day before
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「おはよう」

「おはよう玲奈」


チュッ


「もう…//」



お互いの不安を消し去った日から俺たちは充実していた。


朝は玲奈じゃ起こせないらしく

今だに姉ちゃんが起こしてくれるけど、

起きて彼女の顔を一番に見られるのは超幸せ


前まではブラックな顔しか見てなかったからな…。


だから嬉しくて朝のキスをする

玲奈は恥ずかしがって嫌がるから不意打ちを狙う


朝からイチャイチャしてるように見えるけど

姉ちゃんたちや優希達には負ける。


姉ちゃんたちは朝から好きの投げ合いだし、

優希たち…

いや、優希に至っては朝っぱらからベロちゅーだからな…

お熱いことでいいんだけども。


まぁこんなことはどうでもよくて明日は玲奈の誕生日、

色々プランは考えてるけどどこに行くかとかは決まってない。

玲奈の行きたいところにしようと思ってあえて考えなかった。



「玲奈明日誕生日じゃん?
どこか行きたいところにある?」


「ん〜、水族館がいいな」


「わかった」



水族館ならで夜までいられるな。



「連れてってくれるの?」


「あぁ。
明日は2人で過ごしたかったし」


「ありがと…」



少なからず俺の腰に回る腕の力が強まった気がした。


学校に着き自転車を置いて手を繋ぐ。


一時はしてなかったけど今じゃ毎日繋いでる。



「蓮おはよー!」


「おう、優希」


「お前らも朝からイチャイチャしてんなぁ」


「まぁな
でも優希達には負けるよ」


「俺たちは色んなところ繋がってるもんな!」


「しらなーい」


「ちょっ、待ってよ陽菜ー」



どうやら優希は陽菜に置いていかれたようだ。


そうこうしているうちに分かれる場所まできた。


「じゃあまた昼な」

「うん
ちゃんと授業受けるんだよ?」

「分かってるよ
じゃあな」



そう言って玲奈と分かれた。


まぁ俺が真面目に授業受けるわけねぇし、

とりあえず返事だけはちゃんとしておいた。
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