キミに伝えたくて2

□人肌が恋しくなると彼氏は舞い上がる3
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デートの帰りに俺たちは公園に寄った。


暗くなった公園には俺たち意外誰もいない


ベンチに座る二人だけを月が照らしてくれる



「りんちゃん寒くない?」


「ちょっと寒いですけど大丈夫です」


「ダメだよそんなの!
俺のコート貸すよ」


「それこそダメですっ
朔夜さんが風邪引いちゃいます」


「けど…」


「ここに入るので寒くありません//」



そういって引っ付いて来たと思えば

りんちゃんには俺のコートの中に入ってきた。



「り、りんちゃん!?」


「朔夜さん…
すごく温かいです…」


「寒いんだったらちゃんと言わなきゃダメだよ?」


「ごめんなさい
迷惑かけたくなくて…」



少し震えているりんちゃんを抱きしめてあげた。


自分の方に向かせて密着する。


りんちゃんは俺の首に腕を回して、

俺はりんちゃんの腰に手を回した。



「今日楽しかったです」


「ほんと?
俺もすごく楽しかったよ」


「けどすれ違う人みんな朔夜さん見てました…」


「違うよ
りんちゃんをみんな見てたんだ」


「朔夜さんですよ
カッコイイって言ってるの聞こえました…」



腕に力が入りぎゅっとしてきた。


肩に顎を乗せて不安そうに呟く



「大丈夫
俺はりんちゃんしか興味ないし
どんなに言い寄られてもりんちゃんだけだよ」


「朔夜さんっ…」


「安心して」


「……んっ…」



震える彼女の唇に自分の唇を重ねる


安心させるような長いキスをしていると

震えが止まっていくのがわかった。



「もっと…」


「わかったよ…」



可愛くおねだりする彼女には逆らえない


再び優しく唇を重ねた。



「…ん……朔夜…さん…」


「りんちゃん…」



最初は優しく

慣れてきたら口を開けさせ舌を絡ませる


頑張って答えようとするのが可愛いくて俺の舌は止まらない


彼女の頭を引き寄せて無我夢中でキスをした。



「朔夜さん…」


「どうしたの?」


「大好きですっ♪」



彼女の笑顔が可愛くて自然と顔が緩む


やっぱり甘いりんちゃんは最高すぎる//

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