So long

□第16話
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この間兄貴に無理矢理海に行くと言われ今俺は車に座らされている。




「みんな乗ったかー?」


「おおー!
海に向かってレッツゴー!」


「なぁ兄貴…。」


「なんだ?」


「敦子がいるのはわかるけどなんでこいつがいるんだよ。」



俺の隣には元気が有り余ってる佐玖がいる

敦子は家1人になるからわかるけどなんでこいつが…。




「なんだよ琉夜
俺がいたら迷惑なのか?」


「そんなこと言ってねぇだろ…
兄貴に誘われたのか?」


「明後日空いてるか聞かれてうんって言ったら海行くから用意しといてって言われた。」


「やっぱり…。」



まぁ佐玖がいると自然と元気になれるからいいんだけど

それに今はこいつの有り余る元気さが嬉しい。


しばらくして眠くなり目をつぶってしまい次に目を開けた時はもう海水浴場についていた。




「はぁー、やっと着いたか〜。」


「琉夜ずっと寝てたじゃんかっ。」


「だって眠かったし
どうせ着くまでやることないんだから。」


「おーい
お前ら荷物運ぶの手伝えー。」


『はいよー』




女子3人が着替えに行ってる間に男3人で荷物などをロッカーに入れ更衣室の前で待っていた。




「陽菜どんな水着着てんのかなぁ〜。」


「麻里ちゃんもあっちゃんもスタイルいいからどんな水着でも似合いそうだよね。」


「お前敦子のこと1人にすんなよ?
変な奴にナンパされたら大変だ。」


「わかってるよ
それより琉夜麻里ちゃんの水着楽しみじゃないの?」


「べ、別にそんなことっ」


「おまたせー」



佐玖に若干弄られてると女子たちが着替えを終えて出てきた。




「ゆうちゃんどう?」


「もう姫パーフェクト!」


「あっちゃんその水着すごく似合ってるよ。」


「ありがとう佐玖。」


「おチビ、どう?」


「え、あ、う、うん…
すげぇ…似合ってるよ…。」



麻里子の水着姿なんて初めて見たし第1裸も一回しか見たことがない

その時もじっくりなんか見れなかったのに今直視するのは無理がある

陽菜とか敦子は見れるけどなんか麻里子は恥ずかしくて見れない。




「なに恥ずかしがってるの?」


「別に恥ずかしくなんかねぇ//
は、早く行こうぜっ。」




このままいたら色々ヤバくて麻里子の手を引いて海へと入った。





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