family

□家族の為に
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『ゴホッゴホッ…』


優「みんな大丈夫か?」


陽菜「ゆうちゃん喉乾いた…。」


優奈「パパ頭痛いよ…。」


紅音「はぁ…はぁ…。」


陽希「パ…パ…。」



只今我が家では風邪が流行している

最初に紅音がなってそっから優奈、陽希

そして昨日最後の陽菜まで倒れた。


動けるのは俺しかいなくて無理を言って会社も休ませてもらった。


とりあえず陽菜が回復するまでは俺がみんなの看病しないとな。




優「もうすぐ薬とかゆきりんが届けてくれるから待ってろよ。」


由紀「すいません!」


優「おっ、きたきた。」



玄関に行くとマスクで予防をしてるゆきりんが袋を2つ持って立っていた。




由紀「遅くなりましたっ。」


優「いや、全然大丈夫
買い物ありがとね。」


由紀「一応必要最低限のものは買っておきました
スポーツドリンクとかもあるので飲ませてあげてください。」


優「ありがとう
じゃあまたなんかあったらたのむよ。」


由紀「はい、お大事にしてください。」



ゆきりんにうつさせないためにも早々に会話を切り上げて家族の元へ戻った。




優「今薬飲ませるからな。」




それぞれの状態と歳にあった薬を飲ませて行き冷えピタを貼るとしばらくして子供達は寝息を立てていた。



優「少しは落ち着いたかな…。」


陽菜「ゆうちゃん…。」


優「喉乾いたんだよな
飲めるか?」


陽菜「うん…。」



陽菜の上体を少し起こしてゆきりんからもらったスポーツドリンクを飲ませる

買ってきてもらっておいてよかった

水じゃ風邪の時はあんま良くないもんな。



陽菜「ごめんねゆうちゃん…。」


優「なんで謝るんだ?」


陽菜「私まで風邪引いちゃって…
子供たちもなのに…。」


優「そんなこと気にしなくていいよ
陽菜は良く寝て早く風邪治しな?」


陽菜「ありがとう…。」



軽くキスをすると陽菜もすぐに眠った。


あーこういう時に限っていつもより可愛いんだよなうちの姫は!

いやいつも可愛いんだけど風邪の時はデレるからもっと可愛い!

襲いたい気持ちをグッとこらえて俺は溜まっている洗濯や洗い物を片付けていった。



優「ついでに掃除もしとくか。」




休日に掃除させられるけどそうじゃなくても部屋は散らかってる

というか単に物が出しっぱになってるだけなんだけど…。


看病しながら家事をこなしていたらいつの間にか夜になっていた。




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