family

□我が家の太陽
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日曜日の午後

外から3人の騒ぐ声が聞こえてくる

いつもならそこに加わってるであろうゆうちゃんはベッドの上で夢の中

昨日残業だったみたいで今朝帰ってきたから起こさず寝させてあげることにした。



優奈「ママー
パパまだ寝てるの?」


陽菜「遅くまでお仕事だったから寝させてあげて?」


優奈「はぁーい。」


紅音「パパ起きてくれないとつまんない。」


陽希「パパ…。」



いつもは陽菜にべったりのはるくんも休みの日ばかりはゆうちゃんにべったり

それはゆうちゃんが家族のために休日の度に子供たちと遊んでくれるから

一度毎回遊んで疲れない?って聞いたことがある

でも…。



優「子供たちといると逆に俺が癒してもらってるよ。」



っていつもの笑顔で言われちゃった。


なんで起こしてくれないんだって怒られちゃうかもしれないけど

ゆうちゃんに倒れられたらもっと大変だから今日は夕飯まで起こさない

だから大きな音のする掃除もやめとこーっと。



優奈「ねぇパパ起こしちゃダメ?」


陽菜「だからダメって言ってるでしょ?」


紅音「じゃあママ遊んで?」


陽菜「なにして?」



しばらく考えるとやっぱりいいって言われてテレビを見に行った

多分陽菜じゃいつもしてる遊びは無理だと思ったんだろうなぁ

まぁやってって言われても困るけど

ゆうちゃんの遊び激しいんだから。


子供たちのゆうちゃん不足は見てわかるほど

このまま半日過ごすのも可哀想だからちょっと手伝ってもらおうかな。



陽菜「2人共ちょっと来てくれる?」


紅音「なに?」


陽菜「いつも頑張ってくれてるパパに美味しいご飯作ってあげようと思うんだけど。」


優奈「優奈やる!」


紅音「紅音も!」


陽菜「じゃあみんなで頑張ろう!」


『うん!』



子供にも手伝えるハンバーグとゆうちゃんの好きなチーズケーキ作ろっかな

はるくんもなにかしたそうだったけど危ないから今回は我慢してもらうことにした。





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