キミに伝えたくて
□恋人たちの本音3
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「陽菜っ」
「あ〜才我だ
どうかしたの?」
「えっと…
俐空…なんて?」
「才我心配してたもんね
別に普通だよ?」
よかったぁー
「えっちな話ししかしてないから」
ブハッ!
えっちな話しだと!?
俐空が汚されるっ
違った…
玲奈が危ない!
「どうやったら玲奈から誘ってもらえるとか
どこが感じるだとか
そんなことしか話してないよ」
「ダメだろっ
俐空はただてさえうまいのに
これ以上うまくなってどうすんだ」
「へぇ〜
俐空うまいんだぁ」
あ、墓穴掘った
「優ちゃんに教えてあげよっと♪」
ごめんな玲奈
きっとこれから恥ずかしい思いをすることになるだろう
辛かったらいつでも家に来いよ
「才我聞いた?」
「あぁ…」
階段を降りると丁度ともちんがやってきた。
「好きな理由とか
付き合ったきっかけとかを話したんだって
不安とか不満も聞いて
結構玲奈と朔夜はよかったみたいだよ」
「そっか…」
ますます申し訳ないっ
「陽菜たちはえっちな話しばっかしてたんだって」
「そりゃ変態の彼女と高校生男子がいればそうなるよ」
「玲奈また新しい手口でヤられると思うと…」
「可哀想って?
大丈夫大丈夫
玲奈は俐空にヤられて嬉しいんだから」
そりゃ彼氏だから嬉しいだろうけど
なんかいたたまれない…
「あ、2人こっち来るよ」
「えっ」
「才我どうした」
「体の調子でも悪いんですか?」
「いや、大丈夫だ」
「なら俺睨むのやめてくれよ」
俺はいつのまにか睨んでいたのか
まぁ俐空がするんだからそうなるよな
「悪かった」
「今日夜御飯食べに行くんだ♪」
「俐空の奢りで?」
「もちろん!
玲奈には金ださせねぇんだ」
「へぇ〜
男らしいとこあるじゃん」
「いつも払ってもらって悪いと思ってるんですけど
私が払うと怒るんで甘えてます」
「じゃあ私も奢って貰おっかなぁ」
「えっ
それは勘弁してくれっ」
「嘘々
2人の仲邪魔しちゃ悪いし」
「よかったぁ…」
「夜は楽しみが増えるね」
「あぁ
ホント夜が楽しみだ…
へへへっ」
「もぅ俐空//」
あの顔はヤる気満々だな
「それじゃ俺たち行くな」
「今度奢ってよ?」
「はいはい」
俺の知らないうちに話しは進められ
いつのまにかともちんも俐空たちもいなかった。