トライアングル

□第3章
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「乙輝ーっ!」




学校になれてきて友達と話してる時

会話を遮るように俺を呼ぶ声がした。




乙「なんだー?」


「可愛い女の子がお前に会いに来てるぞ。」


乙「可愛い女の子?」




俺に会いに来るなんて変わりもんだな。




敦「乙輝見つけた!」


乙「可愛い女の子ってのはあっちゃんのことだったのか。」


敦「可愛い女の子?」


乙「こっちの話。
そんで隣にいるもう1人の可愛い子は?」




あっちゃんの隣にいた背の小さい女の子


どっかで見たこと会ったような…。




高「た、高橋みなみです!
あ、あの時はありがとうございましたっ。」


乙「あの時?」


高「入学式のとき…。」


乙「あー、
あの小さい女の子集団の1人か。」


高「はい。」


敦「小さい女の子集団?」


乙「入学式の時クラス分けの紙見れなくて困ってたから助けたんだ。」





そういえばA組って俺自分で言ったんだっけ。




敦「じゃあたかみながお礼言いたかった相手は乙輝だったんだ。」


乙「は?」


敦「入学式のこと。」


高「ちょっ、
ちょっとあっちゃんっ//」


乙「ははっ。
そんなこと別に良かったのに。」




礼を言ってきたのは高橋が最初


律儀な子なのか借りをちゃんと返す子なのか


どっちにしても良い子なのは確かだな。




高「でもお礼はちゃんと言いたくて。」


乙「ちゃんとしてんだ。ありがとな。」


高「……っ!
し、失礼しますっ//」


乙「あっ、行っちゃった。」




頭を撫でただけなのに顔真っ赤にして帰ってった。




敦「乙輝の笑顔にやられちゃったね。」


乙「え?」


敦「気づいてないんだから。」




気づいてないって言われてもわかんねぇし


女の子はみんな不思議なこと言うぜ。




敦「じゃあまた帰り会おうね。」


乙「あぁ。」




俺も優子もリクも部活あんのにあっちゃん終わるまで待つのか…


いい寄り道先見つけとかないとな。




優「今日帰りどっか寄るの!?」


乙「俺の心を勝手によむなっ。」


優「楽しみだなぁ〜。
今日も部活がんばろっと!」




思わぬプレッシャーをかけられたような…。





乙「やれやれ…。」


柏「乙輝寄り道先探してるの?」


乙「聞いてたのか?」


柏「優子ちゃんがあれだけ大きな声で言えばね。」




嬉しいことがあるとテンション上がってデカい声出すからなあいつ。




乙「そんでなんか良い場所知ってんのか?」


柏「この近くに大人気のクレープ屋さんができたんだ。」


乙「クレープ屋さん?」


柏「うん。
前佐江ちゃんと食べに行ったんだけど美味しかったよ。」




俺は甘いの苦手だけどあっちゃんは喜ぶだろうし


優子もリクもクレープ好きだからそこにするか。




乙「そこの場所教えてくれるか?」


柏「えっと…。」


乙「どうした?」


柏「連れてってもらった側だから覚えてないやっ。」


乙「友紀お前なぁ…。」


柏「佐江ちゃんなら知ってると思うから聞いてみたら?」




まさかの友紀が覚えてなくて聞きに行く羽目に…


今からだと授業始まるから部活が終わってから聞きに行くことにした。





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