トライアングル

□第9章
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試合にも負けて優子にも応援に来てもらえず俺の心はボロボロだった。



決勝までは行ったものの結果はドベ


最悪な気分で試合後会場にを眺めてたら優子が現れた。



せっかくリクの試合見に行かせたのになんでくるかな…


でもリクのとこから俺のとこに来てくれたってのが嬉しすぎて思わずキスをした。


一度は突き放されたが俺のキスに応えてくれた。


どうして応えたくれたのかはわからないけど今だけは優子を俺のものにしたい

2人っきりってのを利用して優子にキスをし続けた。


唇に触れればさっきの記憶が蘇る



優「乙輝覗かないでよ?」


乙「誰が覗くか。」



今優子はシャワーを浴びている最中


壊れてて1つしか使えず1人でいるのが怖いからとベンチで待たされてる


とはいえ俺もずぶ濡れなわけで体を拭いて制服に着替えた。



優「ねぇ…。」


乙「ん?」


優「どうしてさっき私にキスしたの?」


乙「え…。」



俺の動きが一瞬止まり向こうも同じだったみたいでシャワーの音だけが響く。


これはもしかして気持ちを伝えるチャンスなのか?


顔を見ずに言えるなんて今くらいなのかもしれない…

これを逃したら俺は多分ずっと告白なんてできない。


告白しないって決めたけど今なら言える気がする…。



乙「…き…から…だよ…。」


優「なに?」


乙「優子のことが好きだから。」


優「えっ//」


乙「ずっと前、
小さい頃から優子のことが好きだった。
けどお前がリクのこと好きって知ってたから言わないって決めてたんだけど行動が先に出ちまった。」



優「乙輝…。」



乙「けど気にしなくていいぜ?
キスしたのは悪かったけど優子はリクと幸せになれ。」


優「なんで…。」


乙「優子には好きな人と幸せになってもらいたいんだ。
それにもう優子とリクは両思いなんだからいいじゃん。」


優「ばか…。」


乙「なんて?」


優「なんでもない。
やっぱり乙輝は優しすぎるよ。」



優しすぎるか…

リクにも佑紀にもよく言われる言葉だな。


でも優しすぎたとしても俺にはリクと優子の思いを引き裂くことなんてできねぇよ。



乙「俺のジャージここ置いとくから着替えたら出てこいよ。」


優「うん。」



その後2人で1つの傘に入って帰った。


帰り道お互いキスのことと気持ちのことは触れずたわいもないはなしをしながら。





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