トライアングル

□第21章
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パッと着替えられる男達は先にビーチで待っていた。




リク「別荘と専用のシャワールームまであるのにプライベートビーチじゃないんだ。」



乙「そこまであったら逆に申し訳ねぇだろ。」



柏「別荘あるだけでも十分だよ。」



リク「まぁいいけど
3人共どんな水着で来るんだろうね。」




このリクの一言で男達の会話に花が咲いた。




乙「高橋はともかく優子とあっちゃんは結構いいプロプォーションしてるもんな。」



柏「それ高橋さん可愛そうだよ。」



乙「本人の前じゃ言わねぇって。」



リク「ゆうちゃん俺が選んだ水着着てくれるかなぁ。」



乙「え?」



リク「前一緒に買い物行った時リクエストしたんだよ。」





優子リクにも選んでもらってたのか…


もしかしたらそれも買ってるかもしれない


俺のかリクのかどっちを着て来るんだろう…。




『おまたせー。』




別の意味でもドキドキしていたら女子たちがやってきた。


意を決して振り返るとそこには俺が選んだ水着を着ている優子がいた。




乙「可愛い…。」



柏「乙輝心の声漏れてるよ。」



敦「やっぱり乙輝が1番いい体してるね。」



優「誰が1番いい体してるか話してたんだ
どうせ3人も同じ話してたんでしょ〜?」



乙「え?//」



敦「話す話題はみんな同じだねー。」




柏「聞かなくてもなんとなく順位わかるよ…。」



高「高橋もっス…。」




あーあ、

2人共落ち込んじゃったよ


まぁ順位的には間違ってねぇけどさ。




乙「まぁ二人とも落ち込むなって
せっかくの海なんだから楽しもうぜ!」



高「あっ、ちょっ//」




俺はそう言って高橋の腕を掴んで海へと走った。




敦「ありゃたかみなイチコロだわ。」



柏「あんな笑顔見せて乙輝はほんと罪な男だね
それをしなきゃいけない相手を置き去りにして。」



リク「ゆうちゃん俺たちも行こっか。」



優「うん!
遊ぶぞー!」




後ろでこんな会話が繰り広げられているのを俺は知らなかった。





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