ヤンキーの俺と清楚な彼女
□嫉妬と怒りと安息と
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蓮side
廊下を歩けば教室みたいに付き合ったことを知られてて、
玲奈の悪口を言われた。
別に隠すつもりは無かったし、
麻里子を恨むつもりもない。
ただ女たちが許せなかった。
勝手に俺のこと好きになったくせに妬んで悪口を言う。
何で女は好きな人の幸せを願うってことができねぇんだ。
一人になれる場所を探すと丁度図書室が開いていて誰もいなかった。
「はぁ〜…」
誰もいないこの部屋に俺のため息が響く。
これを玲奈が知ったら傷つくだろうな…。
椅子に座り机に伏せる。
でも玲奈に何でいなくなったか聞かれるよな…
もう昼だし…。
そんなことを考えていると俺はいつの間にか眠っていた。