ヤンキーの俺と清楚な彼女

□happening
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ジリリリリ

ジリリリリ

ジリッ


目覚まし時計を止め、

時間通りに起きられた。


顔を洗い、歯を磨き、朝御飯を食べる。


自分の部屋に戻り軽く化粧をして髪をセット、

昨日決めた服に着替えると9時10分前


うん、良い時間。

外に出て玄関の前で待つことにした。





9時になったけど蓮が来る気配はない。



そして更に30分待ってみたけど…


「蓮来ないね…」

「うん…」



いつの間にか隣にいた珠璃にもそう言われた。


そこであることに私は気がついた。


まさかと思って由紀ちゃんに電話してみた。



「もしもし」

「あ、由紀ちゃん?
今家にいる?」

「ごめん、今冴江ちゃんとデートなんだ…。
もしかして蓮?」

「うん、30分待ってみたけど来なくて」

「一様起こしたんだけどまだ寝てるのかな。
寝てるかもしれないから家に来てくれる?」

「わかった、ありがとう。
デート楽しんでね」

「玲奈ちゃんもね」



電話を切り鞄にしまった。


やっぱり寝てたんだ…。



「はぁ〜」

「どうしたの?」

「蓮の家に迎えに行ってくる」

「来てくれるんじゃないの?」

「そうなんだけどちょっとハプニングが起きちゃて行ってくるね」

「行ってらっしゃーい!」



元気な珠璃に見送られて私は蓮の家に向かった。
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