ヤンキーの俺と清楚な彼女

□戻ってきた日常
2ページ/5ページ



「麻里子〜」


「やっぱり来たな少年」


「やっぱり?」


「麻里ちゃんがそろそろ蓮来るって予想してたの」


「予想って…
あ、陽菜腰大丈夫か?」


「大丈夫じゃないし
優ちゃん一回にする回数多いんだもん」


「どれくらい?」


「昨日は五回くらい」


「そりゃ痛くもなるな」


「ゆっぴーはザ・高校男児って感じだね」


「ただのヘンタイだよ」



陽菜もこんなこと言ってるけど結局は優希が好きなんだよな

多分ヤってる最中は嫌がっても嬉しかったんだろうし


つーか2人共五回戦とか体力ありすぎだろ

俺も玲奈も一回で疲れんのに

慣れてないってのもあるけど…



「そういえば蓮玲奈とどうなったの?」


「えっ?」


「別れてたじゃん
寄り戻した?」


「昨日戻したよ
やっぱり玲奈は俺が守らねぇとな」


「かっこいいねぇ〜」


「玲奈はいいなぁ守ってもらえて
優ちゃん小さいから守ってくれなさそう」


「けどあいつ喧嘩強い方じゃん
前絡まれたときも戦ってたし」


「そうじゃなくて小さいからかばえないでしょ?抱きしめて彼女隠すとかさ」


「あ〜確かに無理だな
陽菜なら優希隠せるけど」


「けどそんなゆっぴーが好きと」


「別に?//
陽菜は普通だもん//」


「またまた見栄張っちゃって」


「麻里ちゃん意地悪!」



……。

なんか俺の居場所ねぇな

ガールズ?トークに花咲かせてるし


屋上いこ…



俺は2人に気づかれないまま保健室を出た。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ